2014-05-19 16:00
太陽光発電
ミサワホームが新たに3拠点へ陽光発電設備を設置、約2億7,500万円の売電収入に

約3.6MWの拡充
ミサワホームは5月13日、岡山工場、名古屋工場、梓川工場の3拠点に陽光発電設備を設置すると発表した。また、既に稼働している約2MWを設置している福岡工場についても490kW増設する。
同社はこれまでにも再生可能エネルギーの活用による低炭素社会の実現に向けた取り組みとして、関東物流センター、ミサワホーム静岡本社、福岡工場、沼田工場の4拠点に太陽光発電設備を設置し、稼働させている。
今回、新たに設置する3拠点と増設分を合わせた設備投資額は約9億円、設置容量は約3.6MW。
設計・施工及び運営はテクノエフアンドシーが担当する。
(画像はニュースリリースより)
新電力としての取り組みも
拡充によってミサワホームグループが運営する太陽光発電設備は全7拠点、総設置容量は約7.2MWとなり、年間発電量は約720万kWhに達する見込みである。これは年間約2,200tのCO2削減を実現する規模で、一般家庭のCO2排出量に換算すると約2,000世帯分に相当する。
さらに、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し、電力を売却することによって、年間約2億7,500万円の売電収入を見込んでいる。
また、同社は2013年11月、住宅メーカー初となる「新電力(特定規模電気事業者)」の届出を完了しており、2014年度から関東物流センターで発電した電力を買い取り、これを一部のグループ会社へ供給している。
同社住宅オーナーの電力コスト削減に向けた取り組みを進めており、2016年に予定されている電力小売全面自由化を前に、買い取りした電力の供給先をオーナーはもちろん、一般向けやミサワホームグループ以外の法人取引先企業にも広げて事業を展開していく考えを見せている。
外部リンク
ミサワホーム ニュースリリース
http://www.misawa.co.jp/misawa/
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