2014-05-22 13:00
太陽光発電
エナリスが大阪いずみ生協と新スキームによる協業を開始

需要家側が主導
エナリスは5月15日、大阪いずみ市民生活協同組合(いずみ生協)と6月1日から新スキームによる協業を開始すると発表した。同取組の第1号案件として両者は、いずみ生協が所有する出力合計約2.3MWとなる2箇所のメガソーラー「和泉市・テクノステージ発電所」と「和泉市・あゆみの発電所」で発電した電力を、エナリスが買い取ることで特定契約を締結した。
また、第2号案件としては、出力約1MWの「奈良・天理発電所」を予定している。
エナリスは同社の電力代理購入サービスを、経済合理性、環境合理性、社会合理性の観点から需要家のニーズに合わせて最適な電源の選択肢を提供するものとしている。
今後も、電力の買い取りを通じて、再生可能エネルギーの有効利用を促進し、ユーザーに代わって最適な電力を調達することで、エネルギーの地産地消、それらを通じた電力利用の効率化を支援していく考えだ。
(画像はニュースリリースより)
需要供給データ活用も
エナリスは、1つの需要家に対して、2つ以上の電力会社(新電力と一般電気事業者などの組み合わせ)が電力の供給を行う部分供給スキームを活用し、電力代理購入サービスを行う。今回の取組は、いずみ生協が発電した再生可能エネルギーをこの電力代理購入サービスによって、いずみ生協の各施設にて利用するもの。
同社は、いずみ生協の再生可能エネルギー発電所から、政府で決定しているFIT価格にプレミアムをつけて電力を買い取り、部分供給制度を活用して、いずみ生協に代わり複数の電力会社の電力を選択し、いずみ生協の各店舗に提供する。
いずみ生協が今後取組を検討しているPPS事業の立ち上げに際しては、同取組で得たデータを活用し、需給マネジメントや事業収支マネジメントを行う予定だ。
外部リンク
エナリス ニュースリリース
http://www.eneres.co.jp/pr/20140515.html
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