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太陽光モジュールの開発を手がける「ハンファQセルズジャパン株式会社（Qセルズ）」は2014年度第1四半期の業績を発表した。

（画像はHPより）

Qセルズは99年に太陽電池専門の製造企業としてドイツで設立して以来、太陽光発電企業へと進化を遂げ現在では1500人の従業員を世界中に擁する最大手太陽光プロダクト開発企業。

発表によるとQセルズの太陽光モジュール第1四半期出荷量は247メガワット、生産量は244メガワットで、欧州メーカーとしてトップクラスの好業績を達成している。

本社CEOのキム・チャールズは「ドイツの先進的高品質の太陽光モジュールがグローバル市場で高く評価された結果と考える」「グローバル市場では今後も太陽光モジュールの需要が高まると思われ、2014年度のQセルズ社製モジュールの累計出荷数は1～1.2ギガワットを見込んでいる」と述べた。

設立から急激な企業成長をへてきたQセルズは12年に韓国の大財閥「ハンファグループ」に企業統合されたことで安定した財務基盤を得てグローバル市場に強く展開できるほどになり、加えて近年の太陽光エネルギー市場の世界的伸長が追い風となっている模様だ。

近年では欧州とアジアにおける生産ライン強化により、その総生産規模は1.3ギガワットにまで拡大、今後はトルコやチリといった新興成長市場に主眼を置いて営業所を増設していく構えだ。

Qセルズは太陽光発電グローバル市場のさらなる拡大・成長に向け自然再生エネルギーの可能性を探究していくとしている。

外部リンク

ハンファQセルズ
http://www.q-cells.jp/index.html

ハンファQセルズジャパン株式会社　ニュースリリース（PR TIMES）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000009490.html