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日本生活協同組合連合会（以下日本生協連）は今年で5回目を迎える「コープの洗剤環境寄付キャンペーン」を2014年5月21から11月20日までの6ヶ月間に行うと発表した。このキャンペーンは、環境に配慮したコープ衣類洗剤の普及を行うとともに環境保護に貢献することを目的としている。対象商品を1点購入ごとに1円を寄付金として積み立てていく。なお2013年に行ったキャンペーンは全国117生協が参加し、約489万円の寄付が寄せられた。

今回のキャンペーンで得たお金は「ボルネオ緑の回廊」プロジェクトにてボルネオ島の生き物たちの環境を保全するためへの使用および、国内外の環境保護団体へ寄付されるものである。もともと衣料用洗剤の原料として使うアブラヤシの農園がボルネオ島に数多くあるため、この寄付活動が開始された。

ボルネオ島ではアブラヤシ農園の開発が原因で生息地が分断されてしまった熱帯雨林を土地の権利を獲得することによって原生林を残し、「生物多様性」を守る取り組みである。プロジェクトは「NPO法人 ボルネオ保全トラストジャパン」が進めている。

日本生協連は、今後も環境団体への寄付活動や環境に配慮して作られたエコマーク商品の普及などを行い環境保全に取り組んでいく。

外部リンク

日本生協連　プレスリリース
http://jccu.coop/info/pressrelease/2014/05/-521.html

株式会社コープクリーン　キャンペーンページ
http://www.coopclean.co.jp/borneo/kihu.html