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2014-05-28 07:00

太陽光発電

日本コカ・コーラが復興支援基金から学校施設へ29校目の太陽光発電の設置

日本コカ・コーラ
「コカ・コーラ復興支援基金」より新たな太陽光発電システムの設置
日本コカ・コーラ株式会社は、「コカ・コーラ復興支援基金」より文部科学省の後援を受け、福島県の伊達市立保原小学校に20kWの太陽光発電システムを設置し、2014年5月21日に竣工式を行った。(画像はプレスリリースより)

同社による太陽光発電システムの学校への設置は、これで29校目となる。

東日本大震災により被害を受けた被災地への復興支援として
「コカ・コーラ復興支援基金」とは東日本大震災によって甚大な被害を受けた被災地の復興支援のため資金拠出を目的に、公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団内に2011年3月24日に設立されたものである。

なお、この基金が行った震災に対する支援は総額25億円以上となっており、支援は次の3つを中心に活動している。

1) 公立小中学校へのエコ支援事業
2) コカ・コーラ ホームステイ研修プログラムでは現在までに約200名の学生を米国と英国での研修に派遣
3) 岩手県・宮城県・福島県や市町村のニーズに応じた直接支援
(日本コカ・コーラ株式会社 ニュースリリースより引用)


このうち今回行われたエコ支援事業では、防災対応機能を太陽光発電(上限20kW)および蓄電池(上限16kWh相当)の設置に関する費用をコカ・コーラ復興支援基金が負担している。

地域社会への復興拠点として
保原小学校への太陽光システムは校舎の屋根に取り付けられ、2014年4月より運用が開始されていた。この太陽光発電によって作られた電力は、平常時は学校の施設内で消費され、余剰電力は電力会社を通じて地域へ供給されるものとなっている。

今回保原小学校に太陽光発電システムが設置されたのはこの小学校が避難場所に設置されており、緊急時にも電力供給が維持されなければならないほか、地域社会への復興の拠点とするために設置されたものである。

なお、設置された太陽光発電システムは電力を作り出すだけではなく、再生可能エネルギーと環境保護の重要性に関する環境教育の授業でも活用される。


外部リンク

日本コカ・コーラ株式会社 ニュースリリース
http://www.cocacola.co.jp/
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