2014-06-18 13:00
太陽光発電
生協が新電力「地球クラブ」を設立、電力供給事業に参入

発電から消費まで
日本生協連は6月13日、6月20日に新電力会社(PPS)「株式会社 地球クラブ」を設立すると発表した。新電力(PPS)とは、既存の大手電力会社である一般電気事業者とは別の、特定規模電気事業者のことで、「契約電力が50kW以上の需要家に対して、一般電気事業者が有する電線路を通じて電力供給を行う事業者」を指す。
(画像はプレスリリースより)
再生可能エネルギーの普及促進に
日本生協連は、原子力発電に頼らないエネルギー政策の実現と持続可能な社会を目指しており、2012年度より全国7か所の物流施設に太陽光発電設備の設置を進めている。今回の新電力設立は、日本生協連の自家需要をまかなうことを目的とし、自家の太陽光発電を含む再生可能エネルギー電力を中心に調達、日本生協連事業所などへ供給することで、再生可能エネルギーの発電と利用のさらなる一体化を進める。
日本生協連では、当面、営業エリアは首都圏とし、生協関連施設の使用電力量および事業の適正規模を考慮し、電力供給量5.7メガワット規模から事業を開始するとしている。
今後は新電力事業を通して、自家の太陽光発電および調達したバイオマス発電などを積極的に活用し、再生可能エネルギーのさらなる普及促進を目指していく考えだ。
外部リンク
日本生協連 プレスリリース
http://jccu.coop/info/pressrelease
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