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2014-06-25 15:00

エコ

川重冷熱が超省エネルギー型ジェネリンクを発表、業界トップのガス燃料削減率

超省エネルギー型ジェネリンク
排温水を有効利用
川重冷熱工業は6月18日、超省エネルギー型ジェネリンク(廃熱投入型ナチュラルチラー)「Efficio」NZJ型を7月から発売すると発表した。

ジェネリンクはガスコージェネレーションシステムから発生する排温水を有効利用して熱源とした空調を行うもので、燃料消費量を大幅カットし、省エネルギー・省コストなどに貢献する。

同社は、二重効用で世界最高の定格COPと期間効率を達成した直火式ナチュラルチラー「Efficio」NZ型に2013年4月に発売を開始しており、「Efficio」NZJ型は、独自の廃熱温水熱交換器を組み込むことで業界トップの定格時の燃料削減率と廃熱単独運転負荷率を達成した。

従来よりも多くガス燃料消費量を削減できるようになった「Efficio」NZJ型は、281kWから3,517kWの18機種をラインナップしている。

(画像はニュースリリースより)

ガス削減率41%
「Efficio」NZJ型は、ベースである「Efficio」NZ型の高効率性と高い期間効率、省エネ制御機能を継承し、業界トップの定格運転時のガス削減率41%、廃熱単独運転負荷率60%を実現、低負荷領域から高負荷領域にわたって効率のよい運転が可能になり、付帯設備を含めたシステムの効率を向上させることも可能である。

また、定格運転時の冷却水量を70%に減じた仕様にも対応できるため、冷却水ポンプの消費電力のさらなる削減も可能である。

同機はこれまでの従来機と比べ、約20%の軽量化を実現し、搬入や既設基礎の強度対策の費用も削減でき、遠隔管理機能や5.7インチのカラー液晶タッチパネルを標準装備し、操作性や視認性を向上させた。


外部リンク

川重冷熱工業 ニュースリリース
http://www.khi.co.jp/corp/kte/
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