エネクトニュース

6月23日、鳥取県鳥取市の鹿野温泉国民宿舎「山紫苑」が、超小型電気自動車（EV）の無料貸し出しを始めた。鳥取県内では初めてとなる。

（画像：山紫苑ウェブサイトより）

同日午前には、鳥取市長らによる「おもてなし鹿野観光開始式」が開催、テープカット、EV出発式、試乗が行われた。セレモニーの様子は、地元テレビ局や新聞社など多数のメディアが報じている。

鳥取市西部の鹿野温泉は田園地帯の城下町にあり、周辺では歴史的な街並みや四季折々の自然が楽しめる。

細い道が多い城下町はEVでの散策が最適。付近のレンタカーショップでも、山紫苑利用者に対しEVのレンタル割引を実施している。山紫苑にはEV・PHEV充電用屋外コンセントも用意されている。

貸し出しするEVは全長約2.4m、高さ1.5mの1人乗り。最高時速は60kmで、家庭用コンセントから充電ができる。EVは山紫苑の利用者（宿泊、食事、日帰り入浴）に対し無料で貸し出される。

運営費用は鳥取市が約800万円を補助する。今年10月以降には、2人乗りEVを2台導入する予定で、こちらは県の補助で運営される。

外部リンク

鳥取・鹿野温泉の宿　山紫苑
http://www.sanshien.jp/

鳥取・鹿野温泉の宿　山紫苑／facebook
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