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2014-07-10 15:00

電気自動車

BMWとダイムラー、ワイヤレスEV充電システムの開発で提携

BMW
車体床のコイルをチャージングパッドと接続
7月8日、BMWグループは、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)用のワイヤレス充電システムを開発すると発表した。開発はダイムラーと提携して行われる。

(画像はプレスリリースより)

新しく開発されるシステムは、車体の床にコイルを装着し外部地面に装備されたチャージングパッドと接続するもの。ダッシュボードの表示を通して接続の調整ができる。

車体を正確なポジションにセットし、3.6kW、90%のエネルギーを使用すれば、ほとんどのPHVの充電が3時間以内に完了する。BMWのi8シリーズでは、2時間以内で充電が可能ということだ。

EVユーザーの負担軽減 包括的なアプローチを
ケーブルを必要としない充電設備は、EVユーザーの負担を大幅に軽減する。雨や雪など天候の影響を受けず、充電時に発生する電磁波も極めて少ない。将来的にはスマートフォンでのチャージコントロールも可能になるという。

BMWはiシリーズの普及と共にワイヤレス充電システムの開発を進め、エネルギー供給の次のステップに前進する。包括的なアプローチでEVの魅力を高めていきたいということだ。


外部リンク

BMWグループ
http://www.bmwgroup.com

BMWグループ/プレスリリース
https://www.press.bmwgroup.com/pressDetail
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