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洸陽電機は6月25日、小浜温泉バイナリー発電所の引き受け事業者に決定したと発表した。

小浜温泉バイナリー発電所は、雲仙市小浜温泉において環境省の実証事業として実施されており、同社が設備を買い取ることで源泉所有者らで組織されている一般社団法人小浜温泉エネルギーと合意した。

今後は実証実験結果の検証と課題の解決を図り、発電施設の効率的な運用により継続的な事業化を目指していく。

（画像はプレスリリースより）

同社は近年の地熱発電事業において、兵庫県の公募型プロポーザル提案にて最優秀事業者として採択されており、湯村温泉における温泉バイナリー発電にも携わっている。

また、最新の事業用地熱発電所である東京電力八丈島地熱発電所の計画～調査～開発～発電所建設～運転～貯留層管理まで携わった技術者（地質、環境、発電技術、土木）がチームで在籍しており、様々な分野においてワンストップで対応できる唯一のベンチャー企業でもある。

同社は地熱開発の課題である「温泉との共生」「自然公園との関係」「長い開発期間」に対して、“共生”をコンセプトに地域主導型の小規模地熱発電、地産地消のエネルギーの有効利用、温泉モニタリング、離島におけるローカルエネルギー開発等を行っている。

外部リンク

洸陽電機　プレスリリース
http://www.koyoelec.com/?p=804