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2014-07-14 10:00

エコ

東芝が横浜で国内最大規模のデマンドレスポンス実証に参画

デマンドレスポンス
35の企業が参画
東芝は7月9日、横浜スマートシティプロジェクトにおいて同日より行われる夏季の家庭部門でのデマンドレスポンス(DR)実証実験に参画すると発表した。

横浜スマートシティプロジェクトは日本型スマートコミュニティの構築や海外展開を実現するための取り組みとして、経済産業省が2010年4月に「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定し、進めており、HEMSを導入した約4200世帯に加え、計29のビル・マンション・工場などを対象に、横浜市と35の企業が参画し、エネルギーマネジメントに関するさまざまな実証実験を行っている。

(画像はプレスリリースより)

3500世帯が参加
同実証はHEMSと太陽光発電システムなどを導入した横浜市内の約4200世帯のうち約3500世帯が参加対象で、DR実証実験としては国内最大の規模である。

同実証では、参加世帯を導入設備と3種類の料金メニューに応じてグループ分けし、それぞれのグループを比較することで節電行動に効果的な料金体系を検証する。

実証は7月9日から9月30日までの間の14日程度、電力需給のひっ迫が予想される日の13時から16時(平日)に実施される。

参加世帯に対して、前日の天気予報において翌日の電力需給のひっ迫が予想される場合に、CEMSから発せられたピーク時間帯の節電要請をメールで送り、参加世帯は要請に従って空調の設定温度の変更や外出時間の調整などの省エネ行動を通じてピーク時間帯の電力使用を抑制する。

この電力削減量は、HEMSを通じて集計され、削減量に応じた報奨金が参加世帯に支払われる。


外部リンク

東芝 プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/
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