2014-07-13 10:00
太陽光発電
JFEテクノリサーチがメガソーラーパネル出張診断サービス「ぱねるみえ太」を開始

計測診断チームを設置
JFEテクノリサーチは7月9日、川崎市の同社ソリューション本部内にメガソーラー計測診断チームを設置し、太陽光発電の発電量に大きく影響する太陽電池パネルの健全性を保つために、不具合パネルを特定することを目的としたメガソーラーパネル出張診断サービス「ぱねるみえ太」を7月から開始したと発表した。同サービスは、現在パワコン監視のみを行っている太陽光発電所に対して適用することが有効で、パワコンによる監視では見つからない不具合パネルをパネル単位で特定することができる。
太陽光発電所に出向き、全てのパネルの診断を実施し、数日間かけて、診断を行い、不具合パネルをその場で特定する。
初期投資不要
同サービスは常時監視ではないが、初期投資が不要で、監視システム等の初期投資の負担の難しい事業者の太陽光発電システムの診断に最適なサービスと言える。設置3年後・7年後に全パネルの診断を行って不具合パネルを見つけ出し、対処することで、不具合パネルによる機会損失を低減する。
20年間の発電において、パネルの小さな不具合によるパネルの未発電まで確実に検出し、パネルを特定するには個別診断が有効である。
パネル1枚ごとの電圧と電流をストリング単位で計測することにより、不具合パネルを特定し、診断書として報告、健全パネルについては、今後の診断に役立つ発電状態の履歴情報として、発電量ランキングを提供する。
今後は、電圧・電流の計測によるパネル診断に加えて、赤外線カメラでパネルを撮影した熱画像によるパネルの診断サービスへの展開を予定している。
外部リンク
JFEテクノリサーチ株式会社
http://www.jfe-tec.co.jp/
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