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2014-07-26 12:00

電気自動車

フィリピン旅客運送の代名詞「ジプニー」 EVコンセプト車両を発表

フィリピン
フィリピンらしいEVタクシーを提案
自動車関連および産業用機械の製造販売を手掛けている中西金属工業株式会社(取締役社長:中西 竜雄)のフィリピンにおける新規事業開発子会社であるノイエス株式会社が、独自に開発した電気自動車のコンセプト車両を発表した。

(画像はHPより)

フィリピンでは積載量が大きくコストも低いことから旅客運送市場に台頭しつつある「3輪タクシー」の10万台を電動化するプロジェクトなどが政府主導で進められており、EVに対する潜在的需要は大きい国だ。

今回ノイエスが開発したのは「ジプニー」と呼ばれる車種だが、こちらは在比米軍が払い下げたジープが元になったといわれるモデルで、マニラでは現在でも乗合タクシーの主流となっている。

途上国でも着々と進むEV普及
発表されたコンセプト車両にはノイエス社が独自開発した小型電気自動車用のプラットフォームが使用されており、フィリピン企業である「Kart Plaza Mfg.Corp.(社長:Johnny G. Tan)」との共同開発を踏まえ、フィリピンの交通環境や市場の意向を十分に汲み取ったコンセプト車両となっている。

マニラにあるSMXコンベンションセンターで7月10日に行われた発表と試乗会にはフィリピン政府関係者や自動車産業関係者の面々が訪れ、ノイエス社のEV開発技術の説明に耳を傾けた。

12日にはクラーク経済特別区にて公道試験走行も行われ、幹線道路だけでなく実際の運用も想定して住宅地やリゾート施設内でも走行が試みられた。


外部リンク

中西金属工業 プレスリリース(ValuePress!)
http://www.value-press.com/pressrelease/128841

ノイエス
http://www.nkc-neues.com/

中西金属工業
http://www.nkc-j.co.jp/index.html

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