エネクトニュース

経済産業省は2014年8月15日より地熱開発理解促進事業の二次公募について、15の事業の採択を決定した。なお、第一公募での採択事業は28事業であり、これまでに43事業の採択となる。

（画像は経済産業省HPより）

この事業は地熱資源開発の推進を図るため、地熱資源を開発しているまたは今後開発する地域において実施するものとしている。

事業の目的としては、地方公共団体や温泉事業者などが地熱の有効利用を通じて、地域住民への開発に対する理解を促進することであり、加えて、地熱資源開発の推進のための経費補助がなされる。

これらの事業の採択は、各経済産業局において外部有識者による審査を行う審査委員会での結果をふまえて採択が決定された。

加えて、平成26年度第3回地熱開発理解促進環境事業支援補助金に係る補助事業の公募も行う。これは、2つの分野にて支援事業を行う。

1つは、『ソフト支援事業』として地熱発電に関する正しい知識や、地熱開発を推進することによって得られる地域的なメリットを文献・データ・地熱発電所の見学等によあり対象地域の地元住民に対し、地熱開発に対する理解を促進するための事業を対象として支援する。

2つめは『ハード支援事業』として対象地域において地熱開発の理解促進のため、地熱発電によるメリットを生かした熱水活用事業を対象とする。

公募期間は平成26年8月15日から平成26年9月19日まで。応募書類は持参、郵送または宅配便によって対象地域を担当する経済産業局へ提出となる。FAXおよび電子メールによる提出は受け付けない。

外部リンク

平成26年度地熱開発理解促進関連事業支援補助金の採択をします
http://www.meti.go.jp/

平成26年度第3回地熱開発理解促進関連事業支援補助金に係る補助事業者の公募について
http://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/1408/140815a/