2014-08-26 14:00
電気自動車
オーストラリアの大学生チームがEVレースで世界記録更新

500kmのロングドライブ、平均速度100kmを記録
オーストラリアのニューサウスウェールズ大学(USNW)の学生チームSunswiftが、電気自動車(EV)でのロングドライブレースで、26年ぶりに世界記録を更新した。(画像はプレスリリースより)
「Fastest Long-range Electric Vehicle」と呼ばれるこのレースでは、1回の充電で500kmを走行し、平均速度を競うもの。ロングドライブをいかに速く走れるかを測定することでEVの実用性を測る。
SunswiftのEV「Eve」は、レースで平均時速100km以上を維持した。昨年の時速73kmを大きく上まり、世界記録を塗り替えた。
車体にはソーラーパネル レースはリチウムバッテリーで走行
Eveは、車体のボンネットと天井部にソーラーパネルを装着した太陽光発電によるEV。60kgのリチウムバッテリーを搭載し、最高速度時速140kmをめざして開発されたという。レース中は、太陽光発電は使わずに走行した。ヴィクトリア州にある4.2kmのサーキットで、テスト走行を繰り返した。チームは、60名の学生によって構成されている。全てのスタッフがエンジニアリングのトレーニングを受け、車両の調整に加わった。建築・環境学部の学生も加わり、道路規制に沿った内装のリフォームを行った。
Eveの記録は、国際自動車連盟(FIA)の承認を受けた後、正式に記録を認定される。
外部リンク
Sunswift
http://sunswift.com
USNW
http://www.unsw.edu.au/
UNSW/ニュースリリース
http://newsroom.unsw.edu.au/news/
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