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2013-09-11 11:00

行政

埼玉県で、太陽光発電やLEDを導入しライフラインが停止しても3日間自立できる新病院が完成

省エネ
約40%の省エネを実現
埼玉県は9月3日、平成23年7月に建設を開始した「がんセンター新病院」の本館建物が今年の8月末に完成したと発表した。

同施設は地上11階、地下1階建て、延べ床面積61,938平方メートルで現在のがんセンターの約1.3倍の広さ。

新病院の特徴は、「高度先進がん医療を実践する病院」を目指し診断機能の強化や高精度放射線治療装置を新規導入し、「日本一患者と家族にやさしい病院」を目指し、家族との団らんスペースや講堂、ギャラリーを設置すると同時に、災害に強く省エネの病院として、災害後3日間自立るよう整備され、現病院と比較しても同面積当たり約40%の省エネを実現した。



東日本大震災を教訓に
新病院では、東日本大震災を教訓として、特に災害対策と省エネ対策を充実強化した。

2台の非常用発電機と飲料用の井戸水浄化設備により、災害後ライフラインが停止しても3日間自立することが可能となり、LED照明や遮熱ガラスを大幅に採用し、太陽光発電、コジェネシステムを導入することで通常時に使用する電力も大幅にカットした。

新病院は今年の12月30日(月)にオープンし、現病院から入院患者を移送する予定で、翌年1月6日(月)から外来診療を開始する。


外部リンク

埼玉県│ がんセンター新病院の建物が完成しました ~平成25年12月30日オープン予定~
http://www.pref.saitama.lg.jp/

埼玉県│がんセンターの新病院を紹介します
http://www.pref.saitama.lg.jp/
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