2013-09-08 18:00
電気自動車
日産が全国の「道の駅」にリーフと電力供給システムを無償提供

全国47各都道府県に
日産自動車は9月3日、全国の「道の駅」でEVを活用したプログラムに「日産リーフ」と電力供給システム「LEAF to Home」を提供すると発表した。道の駅は、近年、災害時の活動拠点としても機能を発揮しながら、旅行者にとっての「休憩機能」、道路利用者や地域住民のための「情報発信機能」、道の駅を拠点として町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」といった機能を持っている。
そこで日産は、2013年9月から全国47各都道府県の「道の駅」に、「日産リーフ」47台と電力供給システム「LEAF to Home」47基を提供し、電気自動車と電力供給システムを活用することで災害時の電力供給や、地域住民の日常生活を向上させる。
同社では「日産リーフ」1台と「LEAF to Home」1基を、各都道府県の少なくとも1箇所の「道の駅」に無償提供するとしている。
非常時のバックアップ電源に
「日産リーフ」は大容量電力を蓄えるこのできるリチウムイオンバッテリー(容量24kWh)を搭載し、移動可能な電源として利用することができる。電力供給システム「LEAF to Home」と組み合わせることで、バッテリーに蓄えられた電力を供給することができ停電時や非常時にはバックアップ電源になる。
また、平常時には夜間電力や太陽光発電による電力をバッテリーに蓄えておくことで、電力需要が高まる昼間の時間帯に使用し、電力消費のピークシフトに貢献する。
同社では、「道の駅」での食料や日用品の買い物が困難な、高齢者や妊娠中の方などの移動用車両として「日産リーフ」を活用することも可能であるとしている。
外部リンク
日産自動車│ニュースリリース
http://www.nissan-global.com/
日産ゼロ・エミッション
http://www.nissan-zeroemission.com/EN/
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