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2013-09-21 23:00

太陽光発電

中国ジンコソーラーがスペインACCIONA社に計274MWの太陽電池モジュールを提供

メガソーラー
アフリカ三大太陽光発電プロジェクトに採用
中国のジンコソーラーは9月10日、南アフリカ、ケープタウンにおいて、スペインのACCIONA社94MWの太陽電池モジュールを提供し、オーストラリアにおいてもACCIONA社の所有する「Royalla」発電所に24.07MWの太陽モジュールを提供、将来的にはこれとは別に156MW太陽電池モジュールを提供する予定もあると発表した。

今回の契約でジンコソーラーはスペインのACCIONA社に対して、合計で274MWの太陽光発電パネルを提供することになる。

南アフリカでは、アフリカ三大太陽光発電の1つとなる北ケープタウンの大規模太陽光発電所において、ACCIONA社の南アフリカにあるパートナー会社Oakleaf Investment Holdings 86に31万9,600枚の高効率太陽電池モジュールを提供する。

この発電所における年間の発電量は206GWh、CO2削減量は19.8万トンを見込んでいる。

また、オーストラリアの「Royalla」発電所は、完成すればオーストラリア最大の太陽光発電所の1つとなり、81,600枚の高効率太陽電池モジュールが提供され、首都キャンベラの4500軒に電力を供給することになる。

ソーラーカーレースへの参加も
ジンコソーラーは垂直統合型の太陽光発電製品をバリューチェーンを構築し、2013年6月末の時点で、シリコンウエハー、太陽光発電用セル、太陽光発電モジュールのいずれにおいても年間約1.5GWの生産量を誇っている。

同社は中国・江西省、淅江省で生産活動を行い、中国・上海、ドイツ・ミュンヘン、イタリア・ボローニャ、フランス・モンペリエ、スイス・ツーク、米国・サンフランシスコ、オーストラリア・クイーンズランド、カナダ・オンタリオ、シンガポール、東京、南アフリカ・ケープタウンに販売、およびマーケティング・オフィスを置いている。

同社は10月にオーストラリアで開催されるソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ2013」においても、高効率多結晶太陽電池をウェスタン・オンタリオ大学ソーラーカーチームに提供するなど、太陽電池モジュールメーカーとして幅広い事業展開を行っている。


外部リンク

ジンコソーラー│ニュースリリース
http://www.jinkosolar.com/
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