2013-10-30 21:00
太陽光発電
三菱樹脂が三井物産とオリックスに工場の屋根を貸与、太陽光発電事業を実施

地域貢献の観点から
三菱樹脂は10月23日、福島県郡山市の郡山製造所内の敷地及び工場屋根の一部を、三井物産及びオリックスに、太陽光発電事業向け用地として貸与することとし、両社とそれぞれ20年間の土地賃貸借等の契約を締結したと発表した。両案件の太陽光発電設備の設置面積は合計約52,000㎡で、パネル設置容量は約3.5MWを予定している。
三菱樹脂はこれまでも、地域貢献や復興支援の観点から、郡山製造所として、地元少年野球チームへのグラウンド提供や、復興資材置き場としての敷地貸し出し等を行ってきた。
今回の土地賃貸借についても、地域のエネルギーの安定供給に間接的に貢献できる有効的な活用方法と考え両案件への貸与を決定した。
(画像はニュースリリースより。)
パネルの遮熱効果も有効利用
郡山製造所における太陽光発電事業は、三井物産によるものが2013年10月に着工し2014年6月の発電開始を予定しており、設置面積は約46,000㎡、設置容量2,809kW。オリックスは約6,000㎡の接地面積に容量646kW分のパネルを設置し、2013年9月に着工、2014年の発電開始を予定している。
契約期間は、両案件ともに運転開始から20年間。
太陽光発電向けの屋根貸し事業は、資産の有効活用だけでなく、太陽光パネルの遮熱効果により施設内空調の効率が改善することも可能になる。
外部リンク
三菱樹脂│ニュースリリース
http://www.mpi.co.jp/news/
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