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2013-11-23 20:00

エコ

東芝とオリックスが奥飛騨温泉郷で地熱発電事業を推進

地熱発電
豊富な蒸気量を活かし
東芝とオリックスは11月19日、地熱発電事業会社を共同で設立し、新会社を通じて岐阜県奥飛騨温泉郷中尾地区において地熱発電事業を推進すると発表した。

新会社である中尾地熱発電株式会社は、東芝が55%、オリックスが45%を出資し、中尾地区で地熱発電事業を推進する。

中尾地区の源泉は蒸気量が豊富で高温なことから、地熱発電に適しており、新会社は中尾地区内で源泉の調査や噴気試験、周辺環境の調査を通して事業性を検証する。

事業性が実証された場合には、2015年の発電開始を目標に発電出力2MW規模の地熱発電所の建設を進める計画。

コンパクトで工期短
地熱発電設備には、コンパクトで据付工期の短い、東芝製発電設備「GeoportableTM(ジオポータブル)」を採用する。

今後両社は、有限会社中尾温泉と協力し、温泉地域と共生した地熱エネルギーの活用を目指して事業を推進していくとしている。

東芝は約半世紀にわたり、グローバルに地熱発電設備の納入しており、世界でもトップシェアを確立している。

オリックスは、太陽光発電やバイオマス発電などの再生可能エネルギーを活用した発電事業を積極的に推進しており、温泉旅館の再生事業としてグループで運営している「杉乃井ホテル」では、自家用では国内最大規模となる最大出力1.9MWの地熱発電所を保有・運営している。


外部リンク

東芝│プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/
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