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2013-11-23 15:00
その他
東工大のスパコンTSUBAMEシリーズが省エネ性能世界一を獲得!

NEC、NVDIA社などと共同開発 日本初の世界1位獲得
11月20日、アメリカのデンバーで開催されたスーパーコンピューター国際会議「SC13-Supercomputing 2013」で、東工大などが開発したスパコン「TSUBAME-KFC」が、世界最高の省エネスパコンとして認定された。(画像:TSUBAME-KFC:東京工業大学プレスリリースより)
東京工業大学学術国際情報センター(GSIC)が、日本電気株式会社(NEC)、アメリカのNVIDIA社などの協力を得て開発したTSUBAME-KFCが、The Green500 List(省エネ)で1位を獲得した。
TSUBAME-KFCは、今年から始まった The GreenGraph500 List(省エネのビッグデータ処理)においても、1位に認められた。
その他、「TSUBAME 2.5」が、Green500(省エネ)6位、TOP500(処理速度)11位に選ばれた。

冷却効率改善で大幅な消費電力削減が実現
大型のコンピューターでは熱の冷却に大量の電力を使用するため、冷却効率の改善が消費電力の削減につながる。テスト機であるTSUBAME-KFCは、計算機システムを溶媒液に浸して冷却する油侵冷却技術と、冷却塔による大気冷却の組み合わせによって、消費電力と冷却電力の削減に成功した。東工大は次期実用機の「TSUBAME 3.0」に、この技術を採用する予定としている。
外部リンク
東京工業大学/プレスリリース
http://www.titech.ac.jp/
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