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エヌ・ピー・シー株式会社は、太陽光電池製造装置「高速シングルヘッドセル自動配線装置」の販売を開始することを発表した。

（画像はニュースリリースより）

「高速シングルヘッドセル自動配線装置」は、太陽電池モジュールのセル同士を接続する配線装置の高速モデルで、接続にはリボンと呼ばれる材料を使用し、スプールから引き出したリボンを切断してセルの表裏に配置して加熱し、ハンダ付けで溶着させる。

エヌ・ピー・シーの従来シングルヘッドセル自動配線装置からリボン供給部増設と溶着工程を分割したことで処理能力が2倍に向上しており、業界最速の処理能力を実現したとのことだ。

装置の大きさも従来とそこまで変わらず、省スペース化とランニングコスト低減にも対応しており、既設従来装置の高速化改造にも対応している。

エヌ・ピー・シーの今後の見通しでは、2014年の受注件数は従来装置の改造を含めて25件を見込んでおり、2015年以降は改造案件を含めて年間30件以上を見込んでいるとのことだ。

外部リンク

エヌ・ピー・シー ニュースリリース（PDF）
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/62550/dfe5b09f/8406/