2014-02-27 11:00
電気自動車
ブータン王国、ゼロ・エミッション国家に!日産、EV戦略でサポート

政府公用車やタクシーを「日産リーフ」に
日産自動車株式会社は2月21日、ブータン王国政府の国家EV戦略をサポートする発表を行った。同国の首都ティンプーでツェリン トブゲイ首相と日産のカルロス ゴーン社長の会談を受け、今回の実現に至った。(画像はウェブサイトより)
水力発電の電力を利用
ブータン王国はゼロ・エミッション化に向け自動車のEV化を目指す。日産のカルロス ゴーン社長はブータン王国のティンプーにおいて、「日産は、ブータン王国内の自動車を水力で発電した電力を使ったEVにする、というブータン政府の革新的なクリーンエネルギー目標に賛同し、ブータン王国をサポートしていく」、と述べた。同社は第1段階として、ブータン全土にわたるインフラ網整備のための急速充電器、および、「日産リーフ」を提供。今回のパートナーシップを通じて、クリーンエネルギーが豊富な新興国におけるEV事業に参入する。
電気自動車はそれ自体CO2を出さないが、発電に必要な燃料の輸送、発電所の生じるCO2がゼロ・エミッション化を難しくしている。ブータンのような取り組みが今後広く普及すれば、化石燃料に頼らない国作りへと大きな前進が期待できる。
外部リンク
日産自動車株式会社 プレスリリース
http://www.nissan-global.com/
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