2014-03-22 16:00
エコ
セキスイハイムのスマートハウス、ゼロエネルギー達成住宅が昨年から倍増

6.5%から13%に
積水化学工業は、「太陽光発電システム+ホームエネルギーマネジメントシステム搭載住宅の電力量収支実邸調査(2013)」を実施し、3月13日、この調査の結果を発表した。同調査は、2012年12月までに、入居済みセキスイハイムの内1,726邸の2013年1月~12月の消費電力量・発電電力量・電力量収支について、設置されているコミュニケーション型ホームエネルギーマネジメントシステム「スマートハイム・ナビ」のデータを活用し分析したもの。
この結果によれば、2013年にオール電化で発電電力量が消費電力量を上回るネット・ゼロ・エネルギーを達成した住宅(ZEH)は、前年度の6.5%から13%に倍増し、ZEHの補助金要件になる家電の消費電力を除いた試算では約59%となった。
2016年には家電抜きで標準化
同社は、1997年から積極的に住宅への太陽光発電システムの搭載を進めている。2003年に光熱費ゼロハイム、2012年には大容量太陽光発電システム・定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イー・ポケット)」・ホームエネルギーマネジメントシステムの3点セットを標準搭載した「進・スマートハイム」を発売した。
2012年には、家電抜きとしてZEH標準仕様の「ミライ・クラス」シリーズや、標準的な規模の建物でもZEH(家電込み)を実現できる「スマートパワーステーション」シリーズを発売している。
今後は新築住宅で、2016年までに家電を抜いたZEHを標準化し、2020年には家電も含めたZEHの標準化を目標に取り組むこととしている。
外部リンク
積水化学工業│プレスリリース
http://www.sekisuiheim.com/
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