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2014-04-06 23:00

その他

オリックスが電力小売サービスを拡大、中部電力エリアに進出

新電力
割安な電力供給が可能
オリックスは4月2日、同月より電力小売サービスの対象エリアを拡大し、中部電力の送電エリア内(愛知県・三重県・岐阜県・静岡県・長野県)での営業を開始すると発表した。

オリックスは新電力(特定規模電気事業者)として2009年より電力小売事業を開始しており、主に店舗やオフィスビルなどの高圧業務用の事業所を対象に割安な電力を供給している。

特定規模電気事業者は、契約電力が50kW以上の需要家に対して、電力会社などの一般電気事業者が持つ送電線を通じて電力供給を行う事業者のこと。

電力の小売事業は、規制緩和により、現在では家庭用等規制が残る部分を除いて、自由化されている。

中部電力は料金を値上げ
中部電力は、4月1日から家庭や商店など低圧で電気を利用している顧客(規制部門)に対して平均4.95%、また、工場やビルなど高圧・特別高圧で電気を利用している顧客(自由化部門)に対して平均8.44%、電気料金を値上げしている。

オリックスでは自社の発電設備に加えて契約先の発電所から電力の供給を受けて、電力会社よりも安い料金で顧客に提供する。

中部電力の管内には自動車産業を中心に大量の電力を利用する製造業が数多く立地していることから、新しい単価で契約することができる企業にとっては、電力コストの削減の面からも新電力へのニーズが高まることが期待される。


外部リンク

オリックス│ニュースリリース
http://www.orix.co.jp/grp/news/
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