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2016-02-01 08:00

太陽光発電

多摩川HD、太陽光発電所に自動追尾式システム採用

太陽光発電所
千葉県袖ケ浦市
多摩川ホールディングス株式会社は、千葉県袖ケ浦市に保有する太陽光発電所「袖ケ浦発電所」において、自動追尾式システムを採用したことを発表した。

固定型より総発電量が約20~30%増加
今回「袖ケ浦発電所」に採用された自動追尾式システムは、多方位十字軸自動追尾システムで、太陽光パネルが太陽光を正面から捉えられるように自動で角度を調整してくれるので、パネルを固定して設置する場合よりも高い集光率を実現し、発電効率を高めることが可能となっている。

総発電量は、パネルを固定して設置する従来方式と比較した場合で約20~30%増加することを見込んでおり、自動追尾式システムを採用することで、太陽光発電の買い取り価格が減少傾向にある中においても収益を確保していきたいとしている。

「袖ケ浦発電所」の所在地は千葉県袖ケ浦市で、敷地面積は約1,500平方メートル、発電容量は約1.3MWで、売電価格は36円/kWh、自動追尾式システムを導入した発電設備の発電容量は約12kWで、売電価格は32円/kWhとなっており、自動追尾式システムは今回は小規模での試験的導入とのことだ。

多摩川ホールディングスでは「袖ケ浦発電所」にて自動追尾式システムの有用性を実証することで、太陽光発電所の今後に役立てていきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

多摩川ホールディングス プレスリリース
http://www.tmex.co.jp/cms/wp-content/uploads/

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