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2016-03-12 08:15

その他

新電力会社への切り替えは「様子見」が多数派 意識調査

電力自由化
変更を検討しているのは2割程度
エンジニア派遣事業などを手掛ける株式会社VSNは、独自に行った「電力自由化に関する意識調査」の結果を公表している。

調査はインターネットを介して行われ、関東在住の20~50代の男女1,105名から回答を得た。

4月からの電力自由化を控えて「電力購入会社の変更を具体的に検討しているか」を聞いたところでは、「変更を検討している」と答えたのは全体の20%程度に留まっていた。

多数派だった「電力会社を変更しない」としていた人たちにその理由を聞いたところでは、「しばらくは様子を見たいから」や「変更の手続きが面倒そう」といった回答が目立っていた。

また変更を検討している人の中で候補に考えられている新電力会社としては、「東京ガス」が最も多くの比重を占めていた。

クリーンエネでは「太陽光発電」がトップ支持
消費者が電力自由化導入にあたって期待しているサービスとしては、「料金の割引」を求める声が圧倒的に多数を占め、「長期利用割引」や「ポイント還元」のサービスの充実を求める声がそれに次いで高かった。

クリーンエネルギーに関する期待度を尋ねた項目では、「太陽光発電」「地熱発電」「風力発電」の順に期待値が大きいことが分かった。

電力自由化に関する認知度は大幅に向上した一方で、実際の契約電力会社切り替えにはリスクなどを鑑みて慎重姿勢を見せる消費者の傾向が見てとれる調査結果だったといえるだろう。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

VSN プレスリリース
http://www.vsn.co.jp/news/20160309.html

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