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2016-03-17 08:00

太陽光発電

ソーラーフロンティア、国際試験期間によりCIS薄膜太陽電池の降雹耐性を確認

CIS薄膜太陽電池
ゴルフボールと同等の雹に耐性
ソーラーフロンティア株式会社は、独立試験機関「VDE Testing and Certification Institute」による試験で、CIS薄膜太陽電池がゴルフボールと同等の大きさとなる直径45mmの雹に対して、耐性があることが確認されたことを発表した。

雹による被害がある地域でも使用可能
ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池は、過酷な環境においても安定した性能を実現することを売りとしており、現在、家畜飼育場や鳥が群生するアンモニア高濃度地域、海岸線などの塩水飛沫地域、砂漠地帯などの砂嵐の頻発地域に対する耐久性認証を取得している。

今回の試験では、直径25mmの氷球を時速約83kmでモジュール表面にぶつける一般的な耐性試験より過酷な「直径45mmの氷球を時速約110kmでぶつける」試験が実施され、氷球をぶつけたあとの目視や出力測定などの検査で問題が発生しなかったことが確認された。

これにより、雹による被害がある欧州などの地域でも安心して設置することができ、国内においては北海道などの雹による危険がある地域に設置可能なことが証明された。

ソーラーフロンティアでは今後も、高い安定性を誇る製品を提供することで、世界中に太陽光発電などの環境に優しい製品を広げていくとしている。


外部リンク

ソーラーフロンティア ニュースリリース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2016/

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