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2015-05-26 08:00

蓄電池

日立、香港の地下鉄システム向けに蓄電池式回生電力貯蔵装置2台を受注

日立製作所
2015年11月までに納入
株式会社日立製作所は、日立子会社の日立遠東有限公司を通じて、香港の鉄道事業者である香港鐡路有限公司から蓄電池式回生電力貯蔵装置(以下、B-CHOPシステム)2台を受注し、2015年11月までに納入することを発表した。

回生電力を蓄電池に貯蔵
「B-CHOPシステム」は、電車が停止や減速する際に発生する回生電力を蓄電池に一時貯蔵し、走行時の電力として使用することで鉄道運行にかかる総電力量を削減するシステムで、蓄電池には、日立ビークルエナジー株式会社製の車載用リチウムイオン電池を使用している。

今回「B-CHOPシステム」が導入されるのは香港の既存2路線で、各路線にある変電所内に1箇所ずつ設置して1年間の省エネルギー効果検証が行われる予定となっている。

検証結果を受けて、将来的には香港の地下鉄全路線に「B-CHOPシステム」導入を計画しており、今回の運用開始は2016年2月以降の予定とのことだ。

日立では、リチウムイオン電池を使用した回生電力貯蔵装置で高い評価と多くの納入実績を得ており、今後は今回香港で得た実績を活かしてグローバル展開を加速していくとしている。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

日立製作所 ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/

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