2015-06-11 07:00
その他
ヨコオ、LEDセラミック基板の新工場が稼働開始

より明るい高出力LEDの需要拡大に対応
6月8日、株式会社ヨコオは、群馬県富岡市にLED用セラミック基板の新工場が完成したと発表した。LEDの市場ニーズ拡大に伴い、高出力のLED需要が高まっている。同社では、需要拡大に対応するため、「先端デバイスセンター」内に「新工場棟」を建設。「LED用LTCC基板」の増産を目的に稼働を開始した。
新工場棟は建屋面積500平方メートル。建設には約2億円が投じられた。
車載照明、屋外照明など月1億個生産可能 量産体制を強化
従来、LEDは液晶テレビや室内照明など、小型製品向けが中心だった。しかし、今後は4kテレビやヘッドライトなどの車載用照明、屋外用照明、殺菌UVなどに活用するため、より明るい高出力のLED生産が必要となる。同社新工場では、国内外のLEDパッケージメーカーに向け、「超薄型LTCC CSP基板」、「車載・バックライト・UV太陽LTCC基板」を、月産1億個生産することが可能となった。
今後は、さらなるLED用LTCC基板などの増産に備え、先端デバイスセンターに営業・技術・調達などすべての機能を配置したLED統括部を設置。量産体制を強化していく意向だ。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
株式会社ヨコオ
http://www.yokowo.co.jp/
株式会社ヨコオ/ニュースリリース
http://www.yokowo.co.jp/release
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