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7月1日、株式会社日立製作所は、太陽光発電用パワーコンディショナ「HIVERTERーNP203i」の新製品を発売を開始した。

近年、環境意識の高まりにより、商業施設や工場、学校などで屋根や遊休地の活用として太陽光発電システムの設置が進んでいる。このような中規模施設の需要に応え、従来の500kW・600kWモデルに加え、新しく300kWモデルのパワーコンディショナが追加された。

300kWモデルには、同社独自の技術であるMPPT制御を採用。出力ピーク時に運転を行い、電力変換効率は業界トップクラスの97.5％を実現した。

さらに、太陽光発電モジュールの出力電圧を昇圧するチョッパ回路を設けたことにより、日照量の変化に対応しながら朝夕、曇天など日照量の少ない時間帯でも高出力の電力供給が可能になった。

また、300kWモデルはパワーコンディショナ本体、集電ラック、高圧盤、専用変圧器などを全て一体化しており、屋外用パッケージシステムとして設置できる。これにより、施工性も向上している。定期点検、障害復旧など保守サービスは20年間となっている。

日立は今後も、パワーコンディショナ製品のラインアップを拡充し、多様なニーズに応える太陽光発電システムの実現に貢献する意向だ。

（画像：ニュースリリースより）

外部リンク

株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/

株式会社日立製作所／ニュースリリース
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