• TOP
  • >
  • 蓄電池
  • >
  • NEDO、カナダで初のスマートコミュニティ実証事業を開始
2015-07-27 08:00

蓄電池

NEDO、カナダで初のスマートコミュニティ実証事業を開始

スマートコミュニティ実証事業
7月17日基本協定書を締結
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、カナダ オンタリオ州オシャワ市のオシャワ電力(OPUC)とスマートコミュニティ実証事業を共同で実施することに合意し、7月17日に基本協定書を締結したことを発表した。

電力安定化の実現
今回実施される実証事業は、凍害などにより年間200回以上の停電が発生するオシャワ市における、電力の安定供給という課題の解決と、再生可能エネルギー導入に向けた動きに協力できる取り組みとして、NEDOとオシャワ電力(OPUC)が共同で実施する。

事業の概要は、オシャワ市内の家庭30戸に蓄電池と太陽光パネルを備えたハイブリッドインバータシステムを設置し、停電時の非常用電源としての有用性検証と、系統安定化の検証を実施するとのことだ。

導入されるのは、日本独自の技術を採用した、蓄電池と太陽電池を1台で制御可能な蓄電インバータで、事業期間は2015年度から2年間、委託先は田淵電機株式会社となっている。

設置されるシステムは、停電時対策としてだけではなく、深夜電力で蓄電池を充電し、電力需要の高まる日中に利用することで「ピークシフト」効果も期待できるとしている。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

NEDO ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook