2015-07-20 12:45
太陽光発電
太陽光コンバータにも 高電力効率の650V耐圧IGBT

性能は従来比で大幅に向上
世界トップクラスの半導体メーカーとして持続可能性を追求する製品開発を行うSTマイクロエレクトロニクスは、太陽光発電システム用のコンバータにも役立てられる「650V耐圧IGBT・Mシリーズ」(以下 Mシリーズ)の販売を開始したことを発表した。“第3世代トレンチゲート・フィールドストップ技術”が採用されているMシリーズは、P-N-P垂直型構造を特徴とした特殊設計による性能の大幅な向上と、最良の導通損失とスイッチオフ損失間のトレードオフを実現させるIGBTだ。
機器の安定動作に大きく寄与
さらにアプリケーションの長寿命化と信頼性向上に寄与するキーポイントとして、接合部温度が150度の時に「6マイクロ秒」を記録する耐短絡時間と、最大175度まで耐えられる最大接合部動作温度範囲、それに比した幅広い安全動作領域が挙げられる。「新世代フリーホイーリング・ダイオード」内包のパッケージとして提供されるMシリーズは、ファスト・リカバリへの最適化が約束され、低順方向電圧降下並びに逆回復特性が発揮される。
新しいMシリーズは、高周波駆動(最大60kHz)の産業機器向け650V耐圧IGBTであるHBシリーズを補完します。定格電流は10Aおよび30Aで、各種パワー・パッケージ(TO-220、D2PAK、TO-247 LL(長リード))で提供されます。
(プレスリリースより引用)
(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
STマイクロエレクトロニクス プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000622.000001337.html
STマイクロエレクトロニクス
http://www.st-japan.co.jp/web/jp/home.html
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