2015-08-04 08:00
蓄電池
GSユアサ、JR福島駅「エコステ」にリチウムイオン蓄電システム納入

7月29日発表
株式会社GSユアサは、東日本旅客鉄道株式会社が運用を開始するJR福島駅「エコステ」に、リチウムイオン蓄電システムを納入したことを発表した。組み合わせて大規模蓄電システム構築可能
JR福島駅は、三菱電機株式会社が納入した電力供給システムによって、駅で消費される電力の23%を太陽光発電などによる自家発電でまかなうことが可能となっており、今回、リチウムイオン電池を導入したことで防災拠点としても活用できるようになった。納入されたのは、リチウムイオン電池と太陽光発電用の防災対応型パワーコンディショナ2セットとなっており、リチウムイオン電池には、複数のモジュールを組み合わせることで電圧や蓄電池容量をカスタマイズ可能な、容量421.8kWの「LIM50E-12G」が採用されている。
リチウムイオン蓄電システムの特長としては、組み合わせにより大規模な蓄電システム構築が可能なことに加えて、標準搭載された電池管理装置によって、リチウムイオン電池のセル電圧、モジュール温度およびユニット電流の常時監視が可能で、パワーコンディショナや監視・制御システムへの出力が可能となっている。
GSユアサグループでは今後も、パワーコンディショナやリチウムイオン電池を普及させることで、環境負荷低減や防災拠点拡大に貢献していくとした。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
GSユアサ ニュースリリース(PDF)
http://www.gs-yuasa.com/jp/nr_pdf/20150729.pdf
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