2015-09-29 12:30
太陽光発電
ミサワホームと京セラ、自家発電エネルギーで生活できる住宅の実証実験を開始

災害時でも自家発電エネルギーで生活できる住宅の実現に向けて
ミサワホームグループと京セラが、エネルギー自家消費型住宅の実証実験を開始する。9月24日、ミサワホーム株式会社、株式会社ミサワホーム総合研究所、京セラ株式会社は、モデル住宅にて、外部から電力やガスの供給を遮断し、自家発電による再生可能エネルギーのみで生活する実験を開始することを発表した。実証実験は10月から実施する。
これは、ミサワホームの防災・減殺ソリューション「MISAWAーLCP(ミサワ エルシーピー)」の一環。災害時でも安心して生活を継続できる住宅の実現性を検証する。
実験は、奈良県内に建設したモデル住宅内で行われる。複数の世帯が実際に生活し、設備機器や家電稼働状況、室内の温度や湿度などのデータを収集する。
京セラ製の太陽光発電と蓄電システムを搭載
モデル住宅には、京セラ製の太陽光発電システムと蓄電システムを搭載する。マルチDCリンクタイプの蓄電システムを採用しており、充電効率が従来品と比較して約6%高まった。室内には、ミサワホームの高性能断熱材使用に樹脂サッシ、室内の風通しを良くする南北通風設計、西日を遮るスクリーンなど、省エネ化の工夫がされている。
両社は、この実証データを基に、災害時にも自家発電エネルギーで自宅生活を継続できる住まい方や仕様を提案していく。また、来年以降、平常時でもできるだけエネルギーを買わない住まい方についても実証実験を進める予定だ。
(画像:ミサワホーム株式会社ウェブサイトより)
外部リンク
ミサワホーム株式会社
http://www.misawa.co.jp/
ミサワホーム株式会社/ニュースリリース
http://www.misawa.co.jp/news
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