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2015-10-24 08:30

エコ

電力会社初のスマートメーター共同調達の契約が締結

HEMS
HEMSの運用にも大きな力を生むスマートメーター
北海道電力株式会社、北陸電力株式会社、四国電力株式会社の3社は、毎月の検針業務の自動化などを通じ、HEMS(住宅用エネルギー管理システム)の運営にも効果的な力を発揮する「スマートメーター」を、今後共同で調達していく旨の発表を行っている。

それについて行われた競争入札の結果が20日付けで公開されており、株式会社東芝、三菱電機株式会社、大崎電気工業株式会社、GE富士電機メーター株式会社がそれぞれ契約企業となって、上記の電力会社へのスマートメーター供給が進められることになりそうだ。

計170万台のスマートメーターを調達
各電力会社は「期待していた一定のコスト低減効果が得られた」と、今回のスマートメーター共同調達の成果を評価しており、スマートメーター導入によってもたらされるスケールメリット等が一定の成果を残したという認識を示している。

また全国を通じて電力会社のスマートメーター共同調達の事例は今回が初めてのケースであり、3社は引き続き資機材調達コストの低減に向けた取り組みを進めていく方針だ。

今回の件で調達されるスマートメーターの概要としては、小規模な集合住宅向けに「単相2線式100V 30A」35万台、一般的な家庭向けに「単相3線式100V 60A/三相3線式200V 60A」116万台、小規模な事業所・商店向けに「単相3線式100V 120A/三相3線式200V 120A」20万台となっている。

(画像は北海道電力HPより)


外部リンク

北海道電力 プレスリリース
http://www.hepco.co.jp/info/2015/1196586_1643.html

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