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低炭素社会の実現への貢献を目指す一般社団法人日本ガス協会が協賛する「全国大学生 天然ガストラック マーケティングコンテスト」について、12月12日に東京で行われる最終プレゼンテーションに出場するチームが出そろったことが発表された。

これは輸送手段の省エネ化・低公害化に資するソリューションとして注目を集める天然ガストラックを普及拡大させるため、天然ガストラックの効果的なマーケティング戦略へのアイデアを、全国の大学生・大学院生に募るコンテストだ。

第2回の開催となった今年は全国から59チームのエントリーがあり、「賞金30万円」が贈与される優勝チームを決定するための最終選考へ、精鋭の6チームが残った形だ。

シェールガス革命期から世界的に注目の度合いを増してきた「天然ガス」は、230年分という安定した埋蔵量を誇りながら環境性に優れたエネルギー源であり、すでに世界では自動車の動力源として2200万台の車を走らせている、実績も折り紙つきの資源だ。

一方現在の日本の輸送部門を賄っているのはほとんどが石油燃料であり、トラックの動力源として天然ガスの利用は1％にも届いていないのが現状だ。

政府は政策として極端な石油依存構造からの脱却を掲げており、今後の天然ガスを巡る開発プロセスは、将来の日本経済の根幹を支える重要な役割も持っているといえよう。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

日本マーケティング協会　プレスリリース（PR TIMES）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000014083.html

日本ガス協会　天然ガストラックマーケティングコンテスト2015
http://www.gas.or.jp/ngvj/contest/