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2015-12-17 13:30

エコ

JOGMEC 北海道・東北で地熱資源の空中物理探査に着手

地熱
地熱開発への進展
独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は11日、地熱資源開発に向けた広域調査プロジェクトとして、東北地方に2地域、および北海道地方の3地域の合わせて5地域において、ヘリコプターによる空中物理探査を行うことを発表した。

世界的にみても豊富な地熱資源の賦存量に恵まれた日本だが、実際の開発規模はまだまだ少なく、脱炭素社会を目指す国の方針とも相まって、地熱資源は開発の促進が強く望まれている分野といえる。

石油・石炭を輸入する必要性が無くなるどころか、国内で安定したエネルギーの生産・流通に道を開ける地熱発電は、太陽光による発電に準じて国の経済基盤を支える上での重要なベースロード電源となり得る可能性を有している。

北から南まで調査の範囲が広がる
今回広域調査が実地される「八幡平」「湯沢・栗駒」「大雪山(上川)」「ニセコ」「武佐岳」の各地域での取得データは、地熱資源の調査・開発に役立てられる他、温泉資源の把握や災害対策に向けても活用されていく予定だ。

なおJOGMECは過年度に、九州地方でも2地域(「くじゅう」、「霧島」)を広域調査しており、これまで全国において7地域で地熱資源開発に向けた調査を実施することになる。
地熱開発企業をはじめ、関係省庁や関係自治体、大学等研究機関などにも広く提供していきます。
(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

JOGMEC プレスリリース
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000080

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