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2014-11-23 08:00

太陽光発電

三井住友建設、太陽光パネルを利用した自立型屋根散水システム開発

屋根散水システム
室温を10℃以上下げる効果実証
三井住友建設株式会社は、東洋インキSCホールディングス株式会社の危険物貯蔵施設に屋根散水システムを適用して、室温を10℃以上下げる効果を実証したことを発表した。

専用の制御システム採用
危険物製造所や取扱所といった施設で、防災上の規制によりエアコンなどに防爆仕様が必要な場合、暑熱対策に多くの費用が必要となっていたが、屋根散水では、建物内部を殆ど加工せず防爆仕様に対応でき、屋根を遮熱・断熱した場合より冷却効果が大きいということで今回のシステムが開発された。

今回開発された屋根散水システムの特徴としては、節水のための制御システムを開発しており、間欠的な散水と天候や温度に合わせた制御を実現することで水使用量を低減している。

また、制御システムと散水の発停を行う電気弁の動作に必要な電力は内蔵した太陽光パネルで供給するので、商用電力を消費しないで活用でき、CO2削減にも貢献できるとのことだ。

今回の屋根散水システムは、大規模な屋根散水で必要な、屋根面に散水ノズルを一定間隔に配置して1列ごとに順次散水をする「順次散水システム」にも適応できるとしており、三井住友建設は今後、システムの導入展開を図っていくとしている。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

三井住友建設 ニュースリリース
http://www.smcon.co.jp/2014/11179928/

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