エネクトニュース

経済産業省は、多様な事業主体が発電事業に参入している再生可能エネルギー分野において、事業を適切かつ効率的に進めることができる人材を支援する一環として、ビジネスに必要とされるスキルや知識を体系化した「再生可能エネルギースキル標準」を策定した。2012年7月に固定価格買取制度が開始されたため、再生可能エネルギー発電事業には新たに参入する事業者が相次いでいる。

しかしそれらの事業者が事業を適切かつ効率的に進める上で必要な人材及び、人材が保有すべきスキル・知識の全体像が把握しづらい状況にあるといえ、くわえて対応する研修プログラムなどの学習体系は十分に整備されていない。

今後エネルギー関連産業が健全な成長をしていくためにも、再生可能エネルギー分野においてはまず「人材育成」に集中的に取り組むべきだとされている。

そのため「再生可能エネルギースキル標準（Green Power Skills Standard : GPSS）」が策定されたのである。

なお2014年12月20日及び21日に東京大学で、「グリーンパワー大学」が開催されるが、その中でGPSSに関する講演や資料配付も予定されている。

外部リンク

経済産業省　ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/