2014-12-05 22:00
蓄電池
伊藤忠商事、家庭用蓄電システム【エネパワボS】を発売
停電を自動感知 すべてのコンセントで利用可能
12月3日、伊藤忠商事株式会社は、家庭用リチウムイオン蓄電システム「エネパワボS」の販売を開始した。この製品は、屋外定置式の家庭用蓄電システム。株式会社エヌエフ回路設計ブロックが開発、商品化を行った。販売は、一般家庭を対象とする販路に強い伊藤忠エネクス株式会社を通じ、全国の伊藤忠エネクスホームライフ各社が行う。
製品の特徴は、停電時に活用しやすいこと。停電時には自動的に感知し、家庭内に送電を行うシステムとなっている。
また、分電盤に接続することにより、通常時は系統連携システムとして動作する。特定のコンセントに限定せず、停電時でも住宅内すべてのコンセントが利用できる。
10年の長寿命 夜間電力削減にも期待
充放電サイクルは1日1万回。期待寿命は10年以上となっている。家庭用としては大容量の7.0kWhで、一般家庭の1日の消費電力を約6割カバーすることが可能である。国内メーカーの太陽光発電システムや一部の燃料電池(エネファーム)との連携により、日中は太陽光発電による余剰電力を充電する。夜間は、蓄電された割安な電力を使用することが可能で、電気代の削減も期待できる。
サイズは幅1,110mm、高さ96,5cm、奥行き43cm、重さ250kg。価格は工事費別で240万円で、12月から順次出荷が開始される。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
伊藤忠商事株式会社
http://www.itochu.co.jp/
伊藤忠商事株式会社/ニュースリリース
http://www.itcenex.com/newsrelease
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