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2014-12-23 12:00

蓄電池

“街中に蓄電池の発電所を生む”エネルギーマネジメントとは

エネルギーマネジメント
技術開発当事者へのインタビューを掲載
NECは、先の「CEATEC AWARD 2014」において経済産業大臣賞を受賞したNEC スマートエネルギー研究所 主任研究員 工学博士の工藤 耕治氏へのインタビューを自社HP上に掲載し、蓄電池を用いた未来型のエネルギー像に関する工藤氏の知見を紹介している。

工藤氏は、街中の蓄電池を結束させて1つの巨大な仮想大容量蓄電池として運用する技術を生み出したプロジェクトリーダーだ。

“世界初”というこのリアルタイム・デマンドレスポンス技術は、街中の家庭やビル、商業施設などに設置されている蓄電池をICTで束ね、クラウドを通じて総合的に運用することで広範囲での電力需給調整を実現するシステムだ。

再生エネの効率的運用に道を開く技術
これによって比較的不安定とされる再生可能エネルギーも、効率的な運用という面でアドバンテージを得ることになり、街全体の防災強化およびビジネス創出に対しても、まさに“縁の下の力持ち”を創造できるシステムといえるだろう。

工藤氏は同システムの大きな特徴として、クラウド~蓄電池間の通信感覚の長さを上げており、通信にかけられる時間的猶予に幅を利かせることで処理できるデータ量を増やすことができ、より大規模な蓄電池制御が可能になっているという。

(画像はHPより)


外部リンク

蓄電池を用いたエネルギーマネジメントの開拓者 工藤 耕治
http://jpn.nec.com/info-square/innovators/kudo/01.html

CEATEC AWARD 2014
http://www.ceatec.com/ja/award/award01.html

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