2015-01-16 10:00
太陽光発電
愛知県、老朽化した浄水場に太陽光発電を新設

ガスコージェネ自家発電設備と併用 太陽光発電が補う
愛知県企業庁は、同県企業庁が運営する犬山浄水場に太陽光発電設備を新設する。この事業に当たり、月島機械株式会社(TSK)と三菱電機株式会社、月島テクノメンテサービス(TTMS)が共同出資して、「尾張ウォーター&エナジー株式会社(W&E)」が設立された。昨年12月25日、同社と県企業庁は総額89.5億円の事業契約を締結している。
事業では、老朽化した犬山浄水場を更新するとともに、天然ガスコージェネレーションシステムを用いた常用・非常用の自家発電設備(1,000kW×6台)と、太陽光発電設備(最大発電出力3,100kW)を新設する。ガスコージェネとの併用で、太陽光発電が発電の一部を補う形をとる。
夜間はピークカット運転により消費電力量を引き下げる。余剰電力は固定価格買取制度を活用し、売電する予定である。
2017年完成、20年間運営・維持
建設後は地域電力需給に貢献し、災害時にも対応できる浄水所として生まれ変わる。また、見学施設の運営も行い、一般市民にも解放する。県は犬山浄水場とともに、尾張西部浄水場の排水処理施設についても更新する。建設期間は2017年3月31日まで。運営・維持管理期間は2037年3月31日までの20年間となっている。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
月島機械株式会社
http://www.tsk-g.co.jp/
月島機械株式会社/ニュースリリース
http://www.tsk-g.co.jp/up
三菱電機株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
愛知県
http://www.pref.aichi.jp/
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