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2015-02-03 08:00

蓄電池

千葉県柏市「柏の葉スマートシティ」に電力貯蔵用NAS電池システム設置

柏の葉スマートシティ
2015年1月より運転開始
三井不動産株式会社は、千葉県柏市にて開発を進めている「柏の葉スマートシティ」に、日本ガイシ株式会社の電力貯蔵用NAS電池システムを設置して2015年1月より運転開始したことを発表した。

日本初の電力相互融通
「柏の葉スマートシティ」は、「公・民・学」の連携をベースとして街づくりを進めるスマートシティで、NAS電池の設置により日本初となる分散電源エネルギーの街区間電力相互融通が本格稼動となった。

「柏の葉スマートシティ」ではこれまで、ホテル・オフィスなどがある「ゲートスクエア」側から商業施設がある「ららぽーと柏の葉」側に一方的に電力供給を行っていたが、今回「ららぽーと柏の葉」にNAS電池が設置され、平日の電力ピーク時などに「ゲートスクエア」側に供給が可能になったとのことだ。

NAS電池システムの仕様としては、定格入力と定格出力が1800kW、定格容量は7.2時間放電で12960kWhとなっている。

電力相互融通などの取り組みによって「柏の葉スマートシティ」は、地域レベルで約26%の電力ピークカットが可能となり、省エネとCO2削減などにより年間約1000万円の経済的メリットが見込まれている。

また、災害などで停電が起こった場合には、「ゲートスクエア」や「ららぽーと柏の葉」に分散設置された発電・蓄電設備から住民生活に必要な施設・設備へ「特定供給」として供給することで街の防災力強化を図っているとのことだ。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

三井不動産 ニュースリリース
http://www.mitsuifudosan.co.jp/

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