エネクトニュース

株式会社NTTファシリティーズは、島根県益田市にて、2015年2月23日よりメガソーラー建設を開始したことを発表した。

今回建設されるメガソーラーは、島根県益田市市原町イ1000番他の個人地権者保有地を賃借して建設され、施設名称は「F益田太陽光発電所」となっている。

設置容量は1427.8kWで、想定年間発電量は一般家庭約460世帯分の年間消費電力量に相当する約1645MWhを見込んでおり、2015年6月下旬より発電開始予定だ。

「F益田太陽光発電所」の技術的特徴としては、従来のDC600Vシステムより高電圧化した「DC1000Vシステム」を採用しており、ストリング数の最大40％削減やパワーコンディショナの台数削減を実現でき、構築コストの削減を可能とした。

「DC1000Vシステム」により、構築コスト削減のほかにも直流配線損失低減とパワーコンディショナ変換効率向上も実現可能で、一般的には70％のシステム変換効率が90％以上を実現できるとのことだ。

また、NTTファシリティーズ独自の発電診断システムも採用しており、診断レポートによる発電性能の見える化や遠隔自動診断による維持管理稼働の削減を実現し、ストリング単位の診断で不具合を起こしている場所の特定も簡単にできるようになっている。

NTTファシリティーズでは今後も、自然エネルギー普及拡大や環境負荷低減への貢献、太陽光発電に関するノウハウ獲得・蓄積を目的とした発電事業展開を推進するとしている。

（画像はニュースリリースより）

外部リンク

NTTファシリティーズ ニュースリリース
http://www.ntt-f.co.jp/news/2015/150225.html