2015-03-06 11:00
電気自動車
川崎市 EV車両を活用したごみ収集システムに着手

ごみ焼却による電力を活用 オール電化の収集へ
神奈川県川崎市とJFEエンジニアリング株式会社は、廃棄物発電を活用した「エネルギー循環型ごみ収集システムの実証試験」の検討を始めた。この事業では、ごみ焼却処理施設で発電した電力を電気自動車の燃料として、ごみの収集に活用する。ごみ収集には「電池充電・備蓄・交換システム」を搭載したEVごみ収集車が利用される。
EV収集車の走行はオール電動化で、排出ガスはゼロ。騒音防止効果も期待できる。また、収集作業中の充電や電池の交換にも対応できるので、スムーズなごみ収集が可能となる。
災害時には自治体の災害対策拠点などにEV収集車の交換式電池を持ち込み、非常用電源としても活用する。
日本初の試験 27年度中の開始を目指す
このような取り組みは日本初のことである。実証試験の開始は今年度中を目指している。プロジェクトの総括やシステムの開発はJFEエンジニアリングが行い、川崎市はこの実施用試験の成果などを各社に提供する。
ごみ収集車両などについては、日産自動車株式会社、極東開発工業株式会社、株式会社オートワークス京都、オートモーティブエナジーサプライ株式会社が連携して進めていく。
(画像は報道発表資料より)
外部リンク
川崎市
http://www.city.kawasaki.jp
川崎市/報道発表資料
http://www.city.kawasaki.jp/press
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