2015-03-30 08:00
蓄電池
京セラとドイツ企業、蓄電池とエネルギー管理サービスを開始
独立運用可能な蓄電池システムを提供
3月12日、ドイツのSolare Datensysteme社(SDS)は、ドイツのEnergetik Solartechnologie Vertriebs社と京セラと共同で、ドイツ国内の住宅向けエネルギー管理システム(EMS)サービスを開始すると発表した。サービスは、京セラの蓄電池システムとSDSのEMSを活用した電力供給システムで、住宅用電力の自給自足を目指すものである。
蓄電池システムはパワーコンディショナーと蓄電池を統合したもので、システム効率は97%と高くなっている。電力網に接続することなく、独立運用することも可能だ。また、コンパクト化により、住宅内への設置が容易になった。容量4.8kWhと7.2kWhの2種類。
太陽光発電の状況、蓄電池への充電状況、住宅内の消費電力などは、パソコンやスマートフォンなどで確認できる。
太陽光発電を補う蓄電池システムの需要が上昇
再生可能エネルギーを大量に導入したドイツでは、近年、安定した電力供給に対する懸念が生じている。また、太陽光発電の固定価格買い取り制度の買い取り価格減少により電力料金が上昇。太陽光発電と併設して蓄電池システムを活用する傾向が高くなっているという。3社によるサービスは5月よりスタート、Energetik Solartechnologie Vertriebs社が販売を行う。
(画像はプレスリリースより)
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