2015-04-01 09:00

電気自動車

東芝、川崎でEVバスの運行を開始

東芝
EVバスと急速充電器設備を供給
3月30日、東芝は、4月1日より、同社の商用EVバスが川崎鶴見臨港バス株式会社(臨港バス)にて運行を開始することを発表した。

この取り組みは、同社と川崎市が2013年に交わした「スマートコミュニティの実現に向けた連携・協力に関する協定」の1つで、路線バスの低炭素化を目指している。

EVバスは、神奈川県川崎市のJR川崎駅東口から出発する川崎病院線に利用される。同社はEVバスシステムとして、EVバス1台と急速充電設備「SCiBTM」1基を臨港バスに納入した。

1日3回の充電で路線を15周 少量バッテリー搭載で車内を広く
EVバスは、1日3回の急速充電で同路線を15周することが可能。バスに搭載するバッテリーは少量の物を用い、客室スペースを広くする工夫がされている。災害時にはバス内のコンセントを活用し、車体を非常用電源として利用することも可能となっている。

東芝は、これまでにも東京都港区のコミュニティバスなど、EVバスの実証事業に参画している。海外でも、アメリカやベルギーなどのEVバスに、急速充電器を供給している。

同社は今後も、EVバスを活用した都市交通ソリューション事業を拡大し、環境負荷低減と利便性を備えたEVバスのスマート化に取り組んでいくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東芝
http://www.toshiba.co.jp

東芝/プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/
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