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2015-04-09 06:00

太陽光発電

矢野経済研究所が新エネルギー用パワーコンディショナー市場に関する調査結果を発表

パワーコンディショナ
国内出荷分を対象に
株式会社矢野経済研究所は4月1日、国内の新エネルギー用パワーコンディショナー市場の調査を実施し発表した。

同調査の調査機関は2015年1月から3月で、パワーコンディショナーメーカおよびその販売企業等を対象に、同社の専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査を併用して行った。

今回の調査における新エネルギー用パワーコンディショナーとは、太陽光発電や風力発電、燃料電池、蓄電池向けの新エネルギー発電システム(住宅用および産業用)に用いられるものを指し、市場規模は輸出を除く国内出荷分を対象として算出したものである。

前年度比119.5%
この結果、2013年度の新エネルギー用パワーコンディショナー市場は前年度比181.9%の1,922億円、続く2014年も拡大傾向は継続し、同市場規模は前年度比119.5%の2,297億円の見込みで特に産業用で急拡大し、メガソーラ向けと低圧連系向けが市場を牽引している。

また、施工費を含めて発電システム全体をいかに低価格化・小型化し、運用上の手間やコストを抑えて行くかを目標に市場が成長していることから、パワーコンディショナーの付加価値を高めるためのさまざまな取り組みが続いている。

2015度以降は比較的安定した導入が進み、その後減少する時期を迎えると見られており、調査結果では2016年度までは前年度を上回るが、2017年度からは減少傾向に転じ、2017年度の新エネルギー用パワーコンディショナー市場は前年度比89.0%の2,151億円になると予測された。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社矢野経済研究所 ニュースリリース
http://www.yano.co.jp/press/press.php/001371
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