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2015-04-06 08:00

蓄電池

東北電力、「大容量蓄電システム需給バランス改善実証事業」に応募検討

東北電力
4月初旬に応募
東北電力株式会社は、国の平成26年度補正予算に計上された「大容量蓄電システム需給バランス改善実証事業」に応募することを決定し、4月初旬に応募を予定していることを発表した。

容量4万kWh程度を予定
東北電力では、2015年1月9日より経済産業大臣から、福島復興に寄与する再生可能エネルギー発電事業の円滑な推進に積極的に取り組むように要請されていた。

こうしたことを踏まえて今回、福島県南相馬市小高区にある「南相馬変電所」に大容量の蓄電池システムを設置する計画で「大容量蓄電システム需給バランス改善実証事業」に公募することを決定した。

設置されるのはリチウムイオン電池で、出力は4万kW程度、容量は4万kWh程度を予定しており、太陽光や風力による再生可能エネルギー発電の供給が、需要を上回る時間帯に蓄電池による充電を行うことで、再生可能エネルギーの接続可能量の拡大を図る。

東北電力は今回の事業で、蓄電池の早期導入により福島県内の再生可能エネルギー導入拡大と、福島復興への貢献を目的としており、事業者として採択された場合には可能な限り工期短縮に努め、平成27年度末までに蓄電池システムの設置・運転開始を目指すとした。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東北電力 プレスリリース(PDF)
http://www.tohoku-epco.co.jp/news/press/

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